会長メッセージ | 一般社団法人 日本さんぽか協会
スローウォーキング、散歩(街歩き)で健康増進、体力増強

 会長メッセージ

 “さんぽか”の願い

いま、私たちはかつて経験をしたこともない高齢社会を迎え、さまざまな問題を抱えてしまいました。高齢社会は長寿社会でもありますが、それには健康という条件が付かなければ、人々が望む幸福な社会の実現にはなりえません。

人間が幸福を感じる最大のポイントは、家族や仲間と親しく語らい、笑い、元気に活動することです。これらは、健康な身体と心が支えてくれるものですが、その基となるものは日常の暮らし方にあります。その中でも重要なファクターは、戸外に出て歩き行動することです。「歩く」ことこそ健康を生み出し、健康生活を維持し、健康長寿を実現するための「きほんのき」に他ならないと考えます。

健康は歩くことにある――そうは言っても、歩くことが爽快で楽しくなければ継続されず効果が生まれてきません。では、爽快に歩くということはどういうことなのでしょうか。それは、早く、強く、長く、遠く、競って、ではなく、笑顔で、気楽に、軽やかに、ゆったり、仲間と語らい、道端の風物を愛でながら歩くことだと考えます。

これこそが「散歩」の極意であると言えます。私たちはウォーキングというアクティブな感覚から脱して、悠々とした気分でさんぽ(散歩)を日常化し、健康長寿社会を実現させ、幸福で充実した生活を促進することを目指します。

また、高齢化社会では加齢などによって歩行機能の衰えが原因となり、歩行はもとより戸外での行動から疎遠になり、地域でのコミニュケーションの機会が少なくなって行く傾向にあります。私たちはそうした方々が、歩くこと外に出ることが楽しくなるような、新しいウォーキングプログラムも取り入れ、全ての方々が「健康長寿文化」を享受していただけるような活動にも取り組みたいと考えています。

そして、私たちは、日常生活に根を下ろした楽しいさんぽを進めることを「さんぽか」と名付けてみました。そのこころは、やみくもなウォーキングを「散歩化」することであり、楽しく歩いて身体も心もポカポカと温かくなることです。そんな「さんぽか」活動を日本中の街や郊外や田舎に広げていきたいと願っています。

この願いと夢を育てるために、皆様のご協力とご支援をお願いいたします。

2016年1月
日本さんぽか協会 会長
石橋 泰

 会長プロフィール

2016年1月現在 東京藝術大学名誉教授

略歴

1939年生まれ 青森県八戸市出身
県立八戸高校から私立桐朋女子高校を経て58年東京教育大体育学部入学
体操競技選手として活躍 62年3月卒業
実践女子学園、国立音楽高校教員、跡見短大専任講師

67年6月〜71年9月迄、西ドイツ、シュツットガルト市キーダイシュ体操学校留学、最終学期は講師を務める。

72年4月桐朋学園大学音楽部専任講師、東京藝術大学教授
著書「:キーダイシュの音楽体操」(講談社)松延博、石橋泰、共著 他多数

活動暦 モダン体操研究会を立ち上げ30年以上活動、ドゥスポーツクラブ晴海、新宿の設立とその運営指導、マネジメントに携わる。